粉末造形とは?SERVICE NO GAIYO
粉末状の材料を熱を加え焼結させ、一層一層積層しながら形状を作っていく工法です。
粉末造形は、3Dプリンターに分類される工法の一つとなり、
積層による一体加工(分割不要)の為、
切削では加工困難な形状でも容易に造形が可能です。
ナイロン・ナイロンガラス、耐熱性をもったPPS・PPSガラス、靭性のあるPP、
ゴムタイプの造形等々、試作の目的に応じた材料で対応します。
一層一層重ねて加工するため、切削だと分割してしまうアンダー形状や、
難加工部にも同時に造形いたします。
形状によっては切削品や他加工品と比較して安価にあげることも可能です。
耐熱系の材料や、折り曲げても折れにくい高強度系の材料もございます。
PP材、PPS材での造形も可能であり、試作の目的に沿った材料をお選びいただくことが可能です。
部品の形状作製が短納期で製作できる為、形状確認に最適です。
材料の種類も豊富にございますので、機能試験と合わせてご確認頂けます。
※下記の素材以外にも対応が可能です。お気軽にご相談ください。
素材名 | 略号 |
---|---|
ナイロン12(粉末造形) | |
ナイロン12ガラス入り(粉末造形) | |
PP粉末造形 | |
Dura Form FLEX(エラストマフンマツゴムライク |
形状や寸法によりますが、JIS規格 B0405中級ほどの精度になります。
粉末状の樹脂に高出力のレーザーを照射し加熱させて樹脂を焼結させます。レーザー照射の度にプラットフォームが下降し、またレーザーを照射することを繰り返し立体を造型します。