シリコンゴム部品 SILICONE-SEIKEI

シリコンゴム部品とは?SERVICE NO GAIYO

シリコンゴム素材の部品を樹脂型を用いた加工で製作します。半透明や着色も対応しています。電子機器の部品から製品カバーやケースなど幅広い分野での試作品製作や小ロット生産実績があります。

樹脂型にシリコンを流し込み固める製法で、金属型と比べて短納期かつ安価で少量の部品を製作できます。一つの型から100ショット程度の製品を製作できますので、試作品の製作や小ロット生産用途に最適です。

ゼンでは、樹脂切削や真空注型のノウハウを活かし、樹脂型の製作から成形品の製作まで一気通貫で対応できます。

 

 

シリコンゴム部品の事例KAKO NO JIREI

ボタン・パッキンなど板状シリコン部品

リモコンのボタン部分やパッキンのような形状のシリコン成型品。
ご依頼いただくことが一番多い形状です。

カバーなどクッション材のシリコン部品

カバー部分やスマホケースのようなケースといった形状の製作もできます。
置きゴマを使いアンダー形状にも対応します。

着色したシリコン部品

着色したシリコンゴム成型品を製作することもできます。
特定の部分だけ着色も可能です。

シリコンゴム部品の特徴KAKOU NO TOKUCHO

特徴1 金型成形と比べて短納期で対応

特徴2 ご希望の色に調色可能

特徴3 少量の製品を安価に製作

シリコンゴム部品に用いる設備KAKO NO SETSUBI

真空注型機

真空状態をつくり気泡を抜く機械です。
シリコン内からの脱泡に用います。

シリコンゴム部品の方法・作業の流れSAGYO NO NAGARE

その1 型のデータ作成

製品のCADデータを元に、樹脂型の凸側と凹側のCADデータを製作します。

その2 型の製作・仕上げ

樹脂のブロックを削り、凸側(コア)と凹側(キャビティ-)の型を製作します。
サフェーサー・ペーパーを用いて表面を仕上げます。

その3 型にシリコン流し込み

製作した凹側の型にシリコンを流し込み、凸側と合わせます。

その4 脱泡作業

真空注型機で真空状態使い型内に残った気泡を取り除きます。

その5 型から製品を取り出す

シリコンが固まったら、樹脂型を開き出来上がった製品を取り出します。

その6 製品仕上げ

バリ等を取り除き仕上げます。

関連加工技術KANREN GIJUTSU